「豚バラとキャベツの煮込み」塩だけのやさしい味の洋食 [スープ・汁物]
今日は素材の味を引き出した料理です。
洋風の煮込みですが、固形スープは使っていません。
キャベツ1/2個を芯を付けたくし型切りにします。
じゃがいも3個は皮をむき1cm厚さの輪切りにして、
煮崩れないように水にさらします。
豚バラ肉塊100gは1cm厚さに切り、
塩少々で下味をつけます。
鍋で煮るときに崩れないように、
なべ底にキャベツ、次にじゃがいも、
上にばら肉を散します。
水4カップ、ロリエを加え、火にかけます。
今回は玉ねぎ、人参を加えていません。
たまねぎの甘みの代わりにロリエを入れています。
沸騰したら弱火で煮ます。
20分くらい経ったところで、ばら肉を取り出し、
フライパンで焼き目を付けています。
ですが、やらなくても、大丈夫です。
このころ、塩を小さじ1、こしょうを加えます。
野菜の旨みを、日本の軟水で溶出させるよう、
20分程度まで真水で煮て、その後塩を加えます。
じゃがいもに火が通ったところで
それ以上崩れないように、煮汁に塩で濃度を付けるということもあります。
更に、煮る時間は40分です。
なぜかというと、キャベツが芯まで箸で切れるようになるのが、
40分です。
たとえばビーフシチューなども、野菜が箸で切れるようになるには
40分です。
火を止めますが、味見してみて、、、
豚バラの臭さを取るため、白ワインか酒を大さじ1
又は、酢を小さじ1/2加え、ひと煮立ちさせて揮発させてから火を止めます。
味をしみこませるために、粗熱を取ってから、盛り付けてください。
それだけで、野菜と肉のおいしい旨みがあり、
コンソメは必要ありません。
私は、この手の「塩」だけ、
という味付けで素材の旨みを引き出すのが好きで、
他にも、試してみています。
お試しください~
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