「さつま汁」目先を変えて、豚汁のお肉を鶏肉に。味わいも変身! [スープ・汁物]
いつもと違う汁物を出したいときにおススメなのが、
薩摩汁。
さつま芋かしら?っって思いがちですが、
鶏もも肉で作った具だくさん味噌汁です。
鶏もも肉1/2枚は脂肪を切り取り、一口大に切ります。
ちなみにもっとおいしいのは骨付きの鶏もも肉のぶつ切り。
水炊きの季節の冬には置いてあるお店も多いので、おすすめです。
大根1/4本、にんじん1本は皮付きのまま1cmのいちょうか半月に切ります。
ごぼう1本は太めの笹がきにして水にさらします。
こんにゃく1枚は短冊に切って、鍋に入れて水を加え、一度ゆでこぼします。
あぶらあげ1枚は短冊に切ります。
これらを鍋に入れて水6~8カップを加え、
火にかけます。沸騰したら、アクを取ってください。
だし汁はいりません。鶏肉と野菜のうまみで十分楽しめます。
しょうゆ大さじ1と、味噌80~100gのうちの半分を加え、
皮をむいた里芋2こを1.5cm厚さのいちょう切りにして加えます。
塩分が入っている中に里芋を入れないと吹きこぼれてしまうからです。
野菜が柔らかくなたら、残りの味噌とねぎ1本のぶつ切りを加えて
ひと煮立ちしたら出来上がりです。
お好みで、大根の葉を刻んで散らしても、ビタミンが取れておススメです。
盛り付けたら七味唐辛子をかけて召し上がってください。
お試しください~
「スープカレー」スープ手作り、具は手抜きの便利なレシピ [スープ・汁物]
札幌名物スープカレーです。
スープの手作りと、具の手抜きを合わせた
便利なレシピだと思います。
スープを作ります。
玉ねぎ1個は極薄い横の薄切りにします。
バター25gを溶かし、玉ねぎがこげ茶色になるまでじっくり炒めます。
柔らかくなってきたら、つぶすようにいためるのがポイントです。
その間に、鶏手羽先6~8本に、塩、こしょう少々を振っておきます。
いためた玉ねぎに、カレー粉大さじ2~3を加えて香りを立たせ、
続いてトマトピュレ大さじ2を酸味を飛ばすようにいためます。
水800ml、鶏手羽先、皮をむいたにんにく2粒を加えます。
ここに具に使う、にんじんの皮を加えます。
沸騰したら中弱火で40分煮て下さい。
その間に野菜を準備します。
じゃが芋2個とにんじん1/2本は皮をむいてくし型に切り
じゃが芋は水にさらします。
しめじ1/2パックは根元をとって数個に割り、
スナップエンドウ4本はヘタから筋を取ります。
電子レンジが可能な皿に、水を切ったじゃが芋とにんじんを並べ、
塩小さじ1/3、オリーブ油小さじ1をかけ、ラップをして
500Wの電子レンジで3~5分加熱します。
一度取り出して、ラップをあけ、しめじとエンドウを追加して乗せたら
1分半程度電子レンジで温めます。
取り出したらラップをあけて冷まします。
皿に出た、野菜の蒸し汁は、鍋のカレースープに足しましょう。
同時に固形スープも加えます。
煮込み終わったら、鶏手羽先を取り出し、
スープを越すか、ミキサーにかけます。
*ミキサーにかけると、ポタージュのように仕上がります。
鍋にスープを戻し、
塩小さじ1、砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ2、粗引きこしょう小さじ1/2
で味を調え、温めなおします。
器にカレースープを注ぎ、
鶏手羽先と野菜を盛り付け、出来上がりです。
スナップエンドウは鞘を割ってもりつけました。
お試しください~
「落とし山芋の澄まし汁」知っておくと便利。お手軽本格澄まし汁 [スープ・汁物]
旅館のお澄ましみたいな、仕上がりです。
結構簡単。。
大和芋60gを皮をむいてすりおろします。
塩少々、片栗粉大さじ1を加えて、
フォークで空気を含ませるようによく混ぜます。
水大さじ1を少しずつ加えながら、硬さを調節します。
澄まし汁を作ります。
4カップのだし汁に、塩小さじ2/3、酒小さじ1、しょうゆ小さじ2/3を加えて
味を調えます。
沸騰したら、火を弱め、スプーンを濡らしてすくった山芋の種を
丸く、そっと落とします。
裏返して、煮すぎないように温めます。
あくや泡を取ったら出来上がりです。
お椀に、山芋の種と澄まし汁を盛り付け、
貝割れ大根をひとつまみ添えます。
木の芽があれば添えたら完璧です。
お椀は、
椀種、椀妻、吸地、吸口の4種をそろえるのが正式です。
椀種が山芋、
椀妻がかいわれ大根
吸地はだし汁
吸口は木の芽など。です。
知っておくと便利です。
お試しください~
「肉団子と白菜の春雨スープ」塩味だけなのが、ふしぎに美味。。 [スープ・汁物]
今年は寒かったので、白菜のおいしさが長持ち。
肉団子とじっくり煮込んで春雨も入れた、おいしいスープです。
白菜1/4株のざく切りを水7カップに加えて煮ます。
20分ほど煮たら、白菜を取り出します。
豚ひき肉200gに醤油小さじ1、塩小さじ1/2弱、胡椒、
酒小さじ2、ネギみじん10cm分、生姜汁小さじ1、片栗粉大さじ1を加え、
軽く混ぜます。固ければ、椎茸の戻し汁加えます。
一所懸命混ぜると、固くなるので、適当に混ぜてください。
ポイントは均一な混ざり具合かです。
手で丸め、白菜を煮た汁の中に投入します。
表面が固まったら、あくを取り、白菜を戻して、
20分煮て下さい。
塩小さじ1、酒大さじ1、こしょう、ごま油で味を調えます。
後に春雨が入るので、やや濃い目に
このスープに醤油を加えると、
一気にしょうゆ味になってしまうので、隠し味に使うのは注意です。
できれば、しょうゆを入れない白湯(パイタン)の味が、くせになるスープです。
春雨50gを表示に従って戻したものをざく切りにして加えます。
春雨が煮えたら出来上がりです。
白菜をあらかじめ煮て、合計40分煮ることで、
白菜のうまみが最高に溶け出て、できばえ上々になります。
お試しください~
「豚のモツ煮込み」味噌煮の隠し味を忘れずに。。 [スープ・汁物]
寒い日は、おつまみにモツ煮ですね。
下ゆでした豚モツ300gとしょうが細切りを鍋に入れ、
水6カップを加え、柔らかくなるまで30分ほど煮ます。
ごぼう1/2本を太いささがきにして水にさらします。
人参1/2本を皮付きのまま半月かいちょう切りにします。
こんにゃく1/2枚を、短冊切りにして、一度ゆでこぼします。
大根10cmを皮付きのままいちょう切りにします。
これらの野菜を鍋に加え、味噌100gのうち半分と、
醤油大さじ2、酒大さじ2をいれて、
野菜が柔らかくなるまで20分ほど煮ます。
味噌で煮る時には必ず、醤油の隠し味を加えて下さい。
味が引き締まります。
最後に、残りのみそを加えて
ひと煮立ちしたら火をとめます。
ネギの小口切りと七味唐辛子を散らしてできあがりです。
リーズナブルな煮こみ料理。
お試し下さい〜。
「だまっこ鍋」秋田名物は大人気。滋味あふれる味は、乳頭温泉郷気分だとか。。 [スープ・汁物]
郷土料理のリクエストもあって、
東北に思いを寄せて作りました。
秋田の郷土料理です。
だまっこ鍋のだまっこは、半分つぶしたご飯を丸めたもの。
棒につけて、のばし、囲炉裏で焼けば、きりたんぽです。
今回のだまっこは、出来たてでも味がしみたような仕上がりの工夫です。
ご飯400gにしょうゆ大さじ1、小麦粉大さじ1をしゃもじで混ぜ、
混ざったら、すりこ木で半分程度つぶします。
これを手に水をつけて12個に丸めます。
きつくしっかり丸めないと崩れるので注意です。
ごぼう1本はささがきにします。
舞茸1パックはほぐします。
長ネギ1本は斜め切りにします。
せり1把はざく切りに切ります。
鶏モモ肉1枚は一口大に切ってください。
鍋にだし汁5カップを温めます。
だし汁は、何でもよいのですが、本場は比内鶏のガラスープです。
顆粒のガラスープか、和風だしか、昆布だしが良いようです。
調味料しょうゆ1/3カップ、酒、みりん1/4カップ、砂糖大さじ1を加え、
鶏肉を加えて、3分ほど煮ます。
ほとんど出ませんが、あくが出たら取った後、
ごぼう、舞茸、だまっこを入れて温めます。
ごぼうに火が通ったら、最後にネギとせりを入れて火を止めてください。
料理教室でも大人気で、1週間に3回作った人もいるくらい、
女性にも男性にも、若い人にも、大人にも好まれてました。
食べているとき、一人の方が、「乳頭温泉に来てる気分がする。」と。
確かに、しみじみ目を閉じてしまうほどの、味わいと温かさです。
やってよかった~
お試しください~
「クラムチャウダー」アサリのうまみがたまらない具沢山スープ [スープ・汁物]
通常のレシピはアサリのむき身を使うもののようですが、
手に入りやすい殻付きアサリで、
美味しいスープもとりながら作ります。
殻付きアサリ300gは砂抜きし、殻をこすり洗いして、
なべに入れます。水2カップ、白ワイン大さじ2を加え、
水から弱火でゆっくり温めます。
温まってくると泡が出ますが、
コハク酸といううまみ成分なので、
泡の上に浮き出た汚れなどがあったらすくう位にします。
貝が開いたら、取り出し、スープと貝を分けておきます。
殻は取り外します。
スープは、下に砂が沈んでいることもあるので、
一番下は使わないようにします。
たまねぎ1個、にんじん1/2本、セロリ1/2本
じゃが芋1個をすべて1cm角に切ります。
しめじ1/2パックは根元を取ってほぐしておきます。
これらの野菜をスープに入れて、
バターを10g入れて温めます。
沸騰したら、牛乳2カップを加え、再度温まるときに
塩小さじ2/3、こしょう、生クリーム50mlを加えます。
一度温まったところに冷たい液体を入れて再度温めると、
野菜が柔らかくなりやすいので、煮る時間が短くても火が通ります。
沸騰する前に味見をし、コクが足りなければ、固形スープ1個を加えても良いです。
あさりにもよりますが、塩味をうまく整えれば、
固形スープなしで美味しくいただけます。
沸騰しないけれども、アツアツになったら火を止め、
アサリを入れて出来上がりです。
じゃが芋が少し固いくらいで大丈夫です。
ほかに、カブやベーコンも美味しいので、あればお使いください
お試しください~
「カボチャのポタージュ」もったいない皮も活用した、エコ・ポタージュ [スープ・汁物]
カボチャのポタージュは、リクエストも多く、満足いただける1品です。
皮がもったいないので、上手に活用した、エコ料理です。
カボチャ1/4個は皮をまだらに切り落とします。
皮は半分くらい切らずに残しても、
ポタージュの黄色には影響がないので、
栄養のために、残すくらいのつもりでよいと思います。
1cm厚さのいちょう切りにきります。
皮は浮き実に使うので、細切りに切って、
電子レンジで数秒加熱しておいてください。
たまねぎ1/2個は横の薄切りに切ります。
鍋に油を温め、たまねぎを炒めます。
透き通ってきたらカボチャを炒め、油が回ったら、
水1カップ、固形スープ1個を加えて煮込んでください。
火が強すぎると焦げるので注意です。
カボチャが柔らかくなったら、鍋ごと水につけて粗熱をとります。
ミキサーにかけるとき、突沸しないために少し冷まします。(目安60度)
ミキサーで1分程度かけて、ピュレ状にしたら、
鍋に戻してください。
ミキサーは、牛乳2カップを入れて、数秒まわしてすすぐと便利です。
その牛乳を鍋に加え、塩小さじ2/3、こしょうを加えて味を調えます。
これを温めたら出来上がりです。
皿に盛り付けたら、浮き実のカボチャの皮の千切りと、
生クリーム(コーヒー用ポーションでも良い)を少量浮かべます。
秋らしい、やさしい味のポタージュです。
お試しください~。
「海老と冬瓜の薬膳スープ」むくみを取って、疲れすっきり [スープ・汁物]
食べきれない冬瓜をスープにします。
体のむくみをとる、薬膳スープとしてもお役立ちです。
冬瓜100gはいちょう切りにします。
きくらげ1gは水で戻して、石づきを取り、スプーンに乗るサイズにちぎるか
千切りにします。
海老小50gは、殻をむいて背綿を取って洗います。
ほか、彩りに、ねぎの青いところを斜めの千切りにしたものと、
にんじんの千切りを好みの量、用意します。
鍋に水4カップ、ガラスープの素小さじ2、醤油小さじ1、
塩小さじ2/3、酒小さじ2、こしょうを入れて温め、
海老以外の具を加えてひと煮立ちさせます。
最後に海老を加えて、1分程度したら、火を止め、
出来上がりです。
冬瓜は下ゆでしなくてはいけないイメージがありますが、
するものにするには、そのまま使って大丈夫です。
使いきれない冬瓜は味噌汁の実にできます。
油揚げとの相性もよいので、お味噌汁に最適です。
お試しください~
「いんげん豆のミネストローネ」たんぱく質と食物繊維も豊富なヘルシースープ [スープ・汁物]
ゆでたお豆を入れて、野菜スープをパワーアップ
優しい味のミネストローネです。
赤いんげん豆100gは水に浸けて半日置きます。
その浸け水ごとなべにかけて、沸騰したら、ゆで湯を捨てます。
新しい水を豆の3倍程度加えて、煮ていきます。
水が足りなくなったら、すこしずつ注し水をしてください。
その他の具ですが、
ベーコン4枚は1cm幅に切ります。
じゃが芋1個、人参1/2本、玉ねぎ1/2個、セロリ1/2本は
すべて、1.5cm角に切ります。
トマトは2cm角に切って、別な器で取って置きます。
いんげん8本は筋を取って2cmに切ります。
いんげん豆を30分程度煮たら、
(1年以上前の豆の場合、1.5倍くらい時間がかかります)
別な鍋にオリーブ油を温め、根菜を炒めます。
油が回ったら、いんげん豆と煮汁、トマト、いんげんを加えます。
煮汁が足りなければ、水を足して合計4カップ程度にしてください。
固形スープ1個、白ワイン大さじ1を加えて、
野菜が柔らかくなるまで煮ます。
最後に塩小さじ1、こしょうで味を調えて出来上がりです。
白ワインを加えると、固形スープの合成風味が和らいで、
本格的になります。なければ酒でokです。
豆の煮汁はおいしいだしになるので、滋味あふれます。
お試しください~。
「冷やし茶碗蒸し」のどごしつるん。だしがいらないのが便利。 [スープ・汁物]
思い立ったらすぐ作れる、簡単茶碗蒸しです。
卵2個をボールに割ほぐし、塩小さじ1/4、しょうゆ小さじ1、牛乳500mlを加えて
ザルでこします。
ザルの上に大きい白身が残っていたら、ちゃんと固まるように、
液の中へ溶かし込みましょう。
塩わかめ10gを洗って、水に漬けて戻し、正方形に切ります。
蒸し茶碗5個に分けいれてください。
卵液を流しいれて、蒸気の立った蒸し器で、
強火1分、弱火10~15分蒸し、固まったら、
まずは水で冷やしてください。
水温まで下がったら、食べてもOKです。
さらに冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。
上に、半分に切った青しそ、4つ割りにしたミニトマト、
針しょうがを乗せて出来上がりです。
上に乗せる具は、ゆでたエビやかに。アスパラなどに変えれば
豪華な仕上がりになります。
お試しください~。
「和風根菜のミネストローネ」切り干し大根とトマトは好相性。固形スープを使う時の隠し味は? [スープ・汁物]
からだを温める和風根菜を使った、ミネストローネです。
煮物に使い残したお野菜がイタリアンになります。
切り干し大根のダシが特徴。
切り干し大根30gをさっと洗って、3カップの水に浸けます。
10分ほど戻したら、絞って、食べやすい長さに切ります。
戻し汁は取っておいてください。
ベーコン2枚は1~2cm幅、ねぎ1/2本は7mm幅に切ります。
ごぼう1/3本、れんこん100g、にんじん1/3本は7mm角に切ります。
ごぼうは水にさらしてください。
れんこんの表面のでんぷんを若干のトロミに使いたいので、さらしません。
ちなみに、マクロビオティック的にごぼう、人参、れんこんの皮は
むきませんでした。
なべにオリーブ油とベーコンを入れて弱火で温め、
温まったら、根菜と切干を入れて、炒めて熱くします。
トマト缶1缶、戻し汁(水を足して3カップ)、固形スープ1個を加え、中火で煮込みます。
10分ほど煮たら、酒大さじ1、塩小さじ2/3、砂糖小さじ2/3、こしょうで味を整えます。
トマト缶を使うので砂糖の隠し味が入ります。
固形スープを使ったときは必ず、酒か白ワインを加えて、
市販品臭さを和らげるのが味付けのポイントです。
味の変わり方に、小さく驚くと思います。
私はここに、オリーブ油で、小さく切ったおもちをこんがり焼いて
加えるのが大好きです。
お試しください~。
「オニオングラタンスープ」冬の美食の王道。レストラン級の仕上がりは、コゲチャタマネギ [スープ・汁物]
じっくり時間をかければ、身近な野菜が
レストラン味に出来る、うれしい料理です。
茶色玉ねぎの早くできるコツもマスター。。
玉ねぎ2個は、縦半分に切って根を取ってから、横のスライスに切ります。
まずここが大事。
玉ねぎの薄切りを、丁寧に同じ薄さに切りましょう。
特に端っこは太くなりますから、もう一度、切ってください。
なぜかというと、数本混ざった太い玉ねぎのために、炒めに時間がかかり、
薄く切った玉ねぎはいためすぎて焦げてしまうからです。
均一に切るのが、最終的に茶色玉ねぎの時間を短縮できるのです。
多めの油をフライパンに熱して、玉ねぎをいためます。
最初塩小さじ1を振って、混ぜたら、フタをして強火で加熱してください。
塩を振ると早くしんなりします。フタをすると熱回りが良く、早くしんなりする上、
フタをしている間は水分がこもるので、焦げる心配がありません。
まな板を洗って片付けるくらい、目を離しても大丈夫。。効率的です。
玉ねぎが透き通ったら、フタを取り、水分を飛ばし炒めます。
30~60秒くらい混ぜないで平らにならして熱することで、
焼き目が付き、充分に熱されるので、
混ぜたとき蒸気が多く立って、水分の飛びが早いです。
また、鍋肌につけたままにせず、玉ねぎを持ち上げて
落としながら、空気中に水分を蒸散させてください。
まとめると、平らにならして、混ぜずに30秒程度熱しては、
しゃもじで持ち上げて空気中に水分を蒸散させることを繰り返してください。
全体が茶色になってきたら、玉ねぎを出来る限りつぶし、
「芯までこげ茶色」に仕上げてください。
炒め過ぎの場合、フライドオニオン状にさくさくしてきますので、
そこまではやらないでください。
水4カップ、固形スープ2個、白ワイン大さじ1、塩少々、こしょう少々で味を調え、
耐熱容器に分け入れます。
フランスパン1枚半ずつを4組用意して、
トーストして、オリーブ油を塗り、
にんにくかガーリックパウダーで風味をつけます。
半かけのトーストをスープに乗せ、ピザ用チーズを好みで乗せ、
粉チーズを振って、トースターかオーブン220度で焼き目をつけて下さい。
1枚のトーストを添えて出来上がりです。
うーん。深い味わい。とうなるはずです。
お試しください~
お豆の「ミネストローネ」いつもの素材で温まる贅沢スープ [スープ・汁物]
先ほどの豚ヒレ肉のクリーム煮に、組み合わせてもいいかと思います。
玉ねぎ1/2個、にんじん1/2本、セロリ1/4本、セロリの葉、じゃが芋1個、ベーコン2枚を
すべて1.5cm角に切り、ジャガイモだけ水にさらします。
すると、煮崩れにくくなるのでオススメです。
今回は、ミックスビーンズ缶1缶も加えます。
通常何かでんぷんの素材を入れるので、パスタをおって入れていますが、
お豆もオススメです。
ミックスビーンズは、たいがいえんどう豆、いんげん豆、ひよこ豆が多いようです。
すでに茹でてあるので、そのままでも食べられます。
豆は味が出るので、最初から入れることにしました。
材料を鍋に入れ、水4カップを入れて、加熱します。
沸騰したら、弱火で15分程度煮ます。
ここでトマトの角切り1個分と、固形スープ1個、白ワイン小さじ2
塩小さじ2/3、こしょうを加え、5分程度煮ます。
トマトは皮つきでも可能ですが、湯むきで皮を向くと、
見た目が美しく、酸味も押さえられておいしくなります。
固形スープを後から入れることで、最初は塩分ナシで煮ますから、
素材からの味が良く出ます。すると少ない量で、旨みが充分出ます。
固形スープを使ったときは白ワイン又はお酒を加えると、
自然な旨みになります。
調味料を入れてすぐ味見をする場合には、少し濃い目に整えます。
火を止めたときから素材に味がしみこみ、塩味が間延びしますので、
それを計算に入れてください。
いつもの素材でクリスマスメニューにもなります。
お試しください~。
「チゲ風切り干し大根スープ」韓国風の旨辛に、お餅を入れて。。ん~合う~。 [スープ・汁物]
切り干し大根は、おいしいダシが出るので、
意外にアレンジが出来るようです。
切り干し大根20gはサッと洗って、1カップの水で戻します。
にんにく1かけのみじん切り、ネギ10cmのみじん切りを
ごま油小さじ2で、弱火で炒め、香りを出します。
ここへ、軽く絞ってざく切りにした切り干し大根、しめじ1/2パックを加え、少し炒めます。
戻し汁は取っておいてください。
トマトジュース400mlと、戻し汁を加え、
味噌大さじ2、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1を加え、
あればコチュジャン大さじ1を加えます。
コチュジャンがなければ、赤唐辛子か、豆板醤を
好みの辛さまで加えてください。
チゲ風にするならば、木綿豆腐、お雑煮風にするならば焼き餅を加え、
ニラ1/4把をざく切りにして加えて出来上がりです。
トマトジュースの赤い色が食欲をそそります。
素材の組み合わせがヘルシーで、夜食にも良いですね。
読売新聞クックブックよりアレンジ
お試しください~。
「オニオングラタンスープ」玉ねぎだけで美食。茶色玉ねぎの極意は。。 [スープ・汁物]
これも、じっくり時間をかければ、身近な野菜が
レストラン味に出来る、うれしい料理です。
茶色玉ねぎの早くできるコツも。。
玉ねぎ2個は、縦半分に切って根を取ってから、横のスライスに切ります。
まずここが大事。
玉ねぎの薄切りを、丁寧に同じ薄さに切りましょう。
特に端っこは太くなりますから、もう一度、切ってください。
なぜかというと、数本混ざった太い玉ねぎのために、炒めに時間がかかり、
薄く切った玉ねぎはいためすぎて焦げてしまうからです。
均一に切るのが、最終的に茶色玉ねぎの時間を短縮できるのです。
多めの油をフライパンに熱して、玉ねぎをいためます。
最初塩小さじ1を振って、混ぜたら、フタをして強火で加熱してください。
塩を振ると早くしんなりします。フタをすると熱回りが良く、早くしんなりする上、
フタをしている間は水分がこもるので、焦げる心配がありません。
まな板を洗って片付けるくらい、目を離しても大丈夫。。効率的です。
玉ねぎが透き通ったら、フタを取り、水分を飛ばし炒めます。
30~60秒くらい混ぜないで平らにならして熱することで、
焼き目が付き、充分に熱されるので、
混ぜたとき蒸気が多く立って、水分の飛びが早いです。
また、鍋肌につけたままにせず、玉ねぎを持ち上げて
落としながら、空気中に水分を蒸散させてください。
まとめると、平らにならして、混ぜずに30秒程度熱しては、
しゃもじで持ち上げて空気中に水分を蒸散させることを繰り返してください。
全体が茶色になってきたら、玉ねぎを出来る限りつぶし、
「芯までこげ茶色」に仕上げてください。
炒め過ぎの場合、フライドオニオン状にさくさくしてきますので、
そこまではやらないでください。
水4カップ、固形スープ2個、白ワイン大さじ1、塩少々、こしょう少々で味を調え、
耐熱容器に分け入れます。
フランスパンをトーストして、オリーブ油を塗り、
にんにくかガーリックパウダーで風味をつけます。
スープに乗せ、ピザ用チーズを好みで乗せ、
粉チーズを振って、トースターかオーブン220度で焼き目をつけて下さい。
うーん。深い味わい。とうなるはずです。
お試しください~
「ふんわりかきたまスープ」の隠し技。卵にごま油を少々。。 [スープ・汁物]
「スピード石狩汁風」寒い夜にパパッと作ってください。 [スープ・汁物]
豚汁より早くできる、具沢山味噌汁です。
鮭は甘塩の切り身を使うところが便利です。
甘塩鮭3切れはひとくち大に切ります。
大根1/4本は1cm厚さのいちょう切り、人参1/2本は7mm厚さの半月切り、
ごぼう1/2本は太めのささがきにして水にさらします。
こんにゃく1/2枚は短冊切りにして一度ゆでこぼします。
じゃが芋2個を皮をむいて乱切りにし水にさらします。
鍋に水6カップと大根、人参、ごぼう、こんにゃく、じゃが芋を入れて温め、
ごぼうが柔らかくなったら、和風顆粒だし小さじ1と
鮭を加えてひと煮立ちさせます。
味噌70g(ダシ入り味噌は控えめにしてください。)
長ねぎ1/2本をぶつ切りに切って加え、
再び沸いたら火を止めてください。
お好みで七味唐辛子を振って食べてください。
「干し椎茸と豆腐の中華スープ」椎茸とたけのこのダシが滋味豊か [スープ・汁物]
学生のころから作っているスープです。
じっくり煮込むと特においしく、料理教室でも好評です。
干し椎茸4個を4カップのぬるま湯で戻します。
柔らかくなったら、椎茸の石付きを切り、半分に切ります。
水煮たけのこ50gは長さを半分に切って、放射状の薄切りに切り、
一度ゆでこぼして水に臭さを取ります。
木綿豆腐180gはひとくち大に切ります。
ネギは斜め切りに切ります。
鍋に椎茸戻し汁と椎茸、たけのこを入れて火にかけます。
沸騰したら中弱火にして、じっくり煮込んで味を出してください。
15分くらいは煮ます。
塩小さじ1、こしょう、酒大さじ1、ごま油少々を加え、
木綿豆腐とネギを加えてひと煮立ちしたら火を止めます。
顆粒だしなど一切加えず、塩だけの味付けですが、
旨み充分でおいしいスープです。
お試しください~。
「キャベツのホタテスープ煮」準備1分のあったかおかず [スープ・汁物]
やっぱりキャベツは、野菜高騰でも
1個で、たっぷりまかなえる、お助け野菜です。
キャベツ1/4カットは大きい芯を付けたまま、
放射状に4つに切り、大きめの鍋に並べます。
ホタテ缶(ほぐし身)小1缶を缶の汁ごとのせ、
水2カップ、塩小さじ1弱、酒大さじ1、を加え、
粗挽き黒こしょうを振って、中火で煮ます。
沸騰から7分程度で煮えますが、
柔らかいキャベツを箸で切れるようにするには、
煮る時間を20分から、最大40分程度まで
延長してみてください。
その場合、焦げに注意です。
ロールキャベツや、ビーフシチューなど、
野菜が箸やスプーンで切れるようになるには
40分程度かかります。
簡単な、スープ兼用のおかずです。
お試しくださいー
学研「おかず百科」よりアレンジ
「芋煮」下ごしらえなし!山形名物、季節のあったか汁 [スープ・汁物]
「豚バラとキャベツの煮込み」塩だけのやさしい味の洋食 [スープ・汁物]
今日は素材の味を引き出した料理です。
洋風の煮込みですが、固形スープは使っていません。
キャベツ1/2個を芯を付けたくし型切りにします。
じゃがいも3個は皮をむき1cm厚さの輪切りにして、
煮崩れないように水にさらします。
豚バラ肉塊100gは1cm厚さに切り、
塩少々で下味をつけます。
鍋で煮るときに崩れないように、
なべ底にキャベツ、次にじゃがいも、
上にばら肉を散します。
水4カップ、ロリエを加え、火にかけます。
今回は玉ねぎ、人参を加えていません。
たまねぎの甘みの代わりにロリエを入れています。
沸騰したら弱火で煮ます。
20分くらい経ったところで、ばら肉を取り出し、
フライパンで焼き目を付けています。
ですが、やらなくても、大丈夫です。
このころ、塩を小さじ1、こしょうを加えます。
野菜の旨みを、日本の軟水で溶出させるよう、
20分程度まで真水で煮て、その後塩を加えます。
じゃがいもに火が通ったところで
それ以上崩れないように、煮汁に塩で濃度を付けるということもあります。
更に、煮る時間は40分です。
なぜかというと、キャベツが芯まで箸で切れるようになるのが、
40分です。
たとえばビーフシチューなども、野菜が箸で切れるようになるには
40分です。
火を止めますが、味見してみて、、、
豚バラの臭さを取るため、白ワインか酒を大さじ1
又は、酢を小さじ1/2加え、ひと煮立ちさせて揮発させてから火を止めます。
味をしみこませるために、粗熱を取ってから、盛り付けてください。
それだけで、野菜と肉のおいしい旨みがあり、
コンソメは必要ありません。
私は、この手の「塩」だけ、
という味付けで素材の旨みを引き出すのが好きで、
他にも、試してみています。
お試しください~
「トムヤムクン風スープ」苦手な人でもだいじょうぶ版 [スープ・汁物]
エスニックの味や香りが苦手。という方も多いので、
トムヤムクン風の中華スープを1つ。。
殻つき海老8尾は、背ワタを取り、尻尾を残して殻をむきます。
生椎茸4個は、根元を取って4つ割りに切ります。
たけのこ水煮1/4個を放射状の薄切りに切り、一度ゆでこぼします。
しょうが1かけは薄切りに切ります。
にんにく1粒は半分に切ります。
赤唐辛子は、種を出しておきます。
鍋に油を温め、しょうがとにんにくを炒めます。
いい香りがしたら、赤唐辛子、たけのこ、椎茸を炒め、温まったら
エビを加えてサッと混ぜます。
水4カップ、鶏ガラスープの素小さじ2を加え、
沸騰したら、醤油小さじ2、酒小さじ2、塩小さじ1/2強
で味を調え、最後にレモン汁を1/2個分絞って加えます。
本来は、レモン果汁の代わりに、レモングラスという棒状のハーブを
水と一緒に加えて煮て香りを出します。
そうすれば、酸とたんぱく質による濁りは出なくなります。
レモン汁もさっぱりしておすすめです。
嫌いでなければパクチーを切って散して仕上げてください。
お試しください~。
「中華コーンスープ」結構簡単な本格派。 [スープ・汁物]
すぐ作りたい中華コーンスープです。
鍋に、
クリームコーン缶200g、ガラスープの素小さじ2、
水3カップ、塩小さじ1/2、胡椒少々を入れて、温めます。
味見をして、塩がOKなら、
片栗粉大さじ1半を水に溶いて加え、トロミをつけます。
溶き卵1~2個を穴あきお玉などで、細く流しいれて火を止めます。
お味噌汁より簡単にできます。
かき玉を成功させるコツは、順番を間違わないことです。
①味を調える。トロミをつけたあとでは、塩が混ざりにくいです。
②トロミを付ける。トロミの網目構造により、溶き卵がふんわり浮きます。
③卵を流しいれる。
これさえ押さえれば、上手にできます。
ちなみに、卵を菜ばしを伝わせて細く流しいれると、時間がかかるので
セッカチな私はドボッと入りすぎて、ふんわりいかない場合が多いです。
パパッと作りたいときほど、穴あきお玉の方が、成功率が高いです。
お試しください~。
「魚介のトマトスープ」フランスパンと、ワインとチーズが欲しい。。 [スープ・汁物]
いかとエビを使って、リッチなスープを作りました。
エビは殻つきのまま背ワタを取ってよく洗います。
いか1杯は、軟骨をぬいて、はらわたを抜き取り、
胴体は1cmの輪切り、いかゲソは吸盤と足の先を切り取って、
ぶつ切りに切ります。
にんにく1粒と玉ねぎ1個はみじん切り、
じゃがいもは皮をむいて、1cm厚さの半月切りに切ります。
玉ねぎもう1個をくし型切りに切ります。
鍋にオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかけ、
いい香りがするまで炒めます。
にんにくの香りの成分は油に溶ける成分で、
こげると出てこないので、弱火で溶かし出すように加熱します。
2度目に強く香るまで5分程度炒めれば、
にんにくの強烈な香りのアリインがアリシンに完全に変わり、
マイルドで、いい芳香だけのにんにくに炒め上がります。
玉ねぎを加えて茶色になるまで炒めたら、
エビといかを加えて、1分炒めます。
白ワイン100mlを加えてアルコールを飛ばし、
バットに出して置きます。玉ねぎはなるべく鍋に残して置きます。
いか、エビなど甲殻類は2分以上加熱すると固くなるので、
2分以内の加熱にとどめるか、40分以上煮るかのどちらかです。
じゃがいも、玉ねぎを鍋に入れてサッと炒め、
トマト缶1缶をつぶして入れ、ロリエ、水2カップをくわえて
じゃがいもが柔らかくなるまで煮ます。
塩、砂糖、酢 各小さじ1、胡椒少々で味を整え、
いかとエビを戻してひと温めさせます。
これを盛り付けて出来上がりです。
簡単なスープなのですが、
にんにくや、魚介の扱いなどポイントが結構ありました。。
休日に、フランスパンとワイン、チーズ共にだせばOKです。
お試しください~。
「肉団子と春雨のスープ」塩味が美味。。 [スープ・汁物]
白菜がおいしくなってからが、一番合うと思います。
今日は、青梗菜で。。
豚ひき肉200gに醤油小さじ1、塩小さじ1/2弱、胡椒、
酒小さじ2、ネギみじん10cm分、生姜汁小さじ1、片栗粉大さじ1を加え、
軽く混ぜます。固ければ、椎茸の戻し汁加えます。
一所懸命混ぜると、固くなるので、適当に混ぜてください。
ポイントは均一な混ざり具合かです。
手で丸め、湯を沸かした中に投入します。
表面が固まったら、あくを取り、青梗菜1株ざく切り
春雨50gを表示に従って戻したものをざく切り、
干し椎茸の戻したもの、細切り。
加えて煮ます。
塩小さじ1弱、酒大さじ1、こしょう、ごま油で味を調えます。
スープの味付けで、醤油を加えると、
一気にしょうゆ味になってしまうので、隠し味に使うのは注意です。
白湯(パイタン)の味は、くせになる味です。