「鯵のにぎりずし」初めて卸して、自作に感激 [旬の魚介]
今日は、男の料理入門で、鯵の三枚卸しをやりました。
酢〆めにして、すし飯の上に乗せ、
鯵のにぎりずしです。
魚を上手に卸すには、温度が重要です。
魚屋さんの氷か、チルドルームで、
マイナス温度になっていると上手に出来ます。
スーパーのパックで売られている魚は、
身が弛んでいて、さばくのには、最も難易度が高いといえます。
ありがたいことに料理教室の魚は、朝市場で買ってきていただいたもので、
発泡スチロールの中で氷漬けになっているので、
鮮度も良く、最高の条件で卸せます。
あとは包丁です。片刃で切れ味の良い出刃包丁がきれいに出来ます。
魚を洗う水は、魚屋の氷を入れた水がベストです。
流水は、魚の身を崩してしまうので注意です。
さばき方は、、コマ撮り写真はないのでやめますが、
上手にさばくコツを上げておきます。
①包丁を持つのが右手なら、右足を1歩引きます。
体が斜め45度になると、
包丁を持った腕の肘関節が上を向き、
下から握った包丁は、魚の中骨と平行に動かしやすくなります。
変なところへ包丁が進んでしまうのを防止できます。
②包丁は刀や剃刀を使うように、使います。
のこぎりの様な小刻みな動かし方は、魚を崩してしまいます。
刃先から刃元まで、刃渡りを生かして、
ストロークを大きく、切れ味を活かして使いましょう。
鯵の酢〆ですが、4人分で4~5尾使います。
3枚に卸した鯵の皮に塩をたっぷりまぶします。
身には軽く塩を振ります。
冷蔵庫で30分おいて、身が締まったら、
酢を入れた皿を2つ用意し、
1つ目の皿で、塩と余分な油を落とし、
2つ目の皿で、酢〆にします。
酢に浸しながら皮をむき、小骨を骨抜きで抜きます。
酢〆を冷蔵庫で冷やしている間、すし飯を握ります。
すし飯は
米500g(3カップ・3.5合)を固めに炊き、
酢1/3カップ、砂糖1/4カップ、塩小さじ2を
合わせて溶かした合わせ酢を
炊きたての米に回しかけ、1分程度蒸らします。
しゃもじでさっくり混ぜ、
酢を加えてすぐのシャバシャバな混ぜ感から、
酢を吸い終えて、もっちりとした混ぜ感になったら、
広いバットやボールに広げて、冷まします。
うちわで扇いで冷ましますが、、
混ぜながら扇ぐと、混ぜすぎ冷めすぎて、
ねばっとした酢飯になるので、
2人で同時に行わすず、扇ぐ→返すを数回繰り返し、
人肌に冷まします。
酢と水を1:1で混ぜて酢水を作り、手につけて手酢にします。
これで1人7~8個の俵型を作り、わさびをつけます。
冷蔵庫の鯵を出し、半身を3~4切れの削ぎ切りにし、
にぎりの上に乗せ、
おろししょうが、万能ネギの小口切り、青しその千切りを乗せ、
出来上がりです。
作業工程が多いですが、おいしいので
お試しください~。
豪快「アワビの磯煮」秋田の味覚♪ [旬の魚介]
学生さんの合宿所で、ご実家から送ってくれた夏の味覚。
秋田のアワビを料理しました。
お味見させていただき、ありがとうございました。
さて、下ごしらえ。
普通は塩をたっぷり身にまぶして、こすり洗うのですが、
身が締まって固くなるため、
今日はたわしでこするだけにしました。
殻ごと料理するため、殻もこすりましたが、
海草が付いていて、いい味を出しそうだったので、
とり過ぎないようにしました。
なべに酒、しょうゆ、みず、を1:1:2くらいの割合で、
煮立て、アワビを殻付きのまま入れて煮ます。
ひと煮立ちしたら、煮過ぎて固くなるのを防ぐため
火を止め、余熱で火を通します。
煮たアワビはスプーンを殻と身の間に入れると
軽く取れます。
アクがついていたら、煮汁で洗い、
口を取り外し、ワタを包丁で切り取っておきます。
身の表に縦の切込みを入れたら、
横の削ぎ切りに切り、殻の上に盛り付け、
はずした肝を添えます。
少し煮汁をかけていただきます。
食べてみたら、、
実は柔らかで、弾力がある、なんともいえない食感です。
味も、旨み十分でした。
今まで、味がなく、ただ固いだけのアワビしか食べたことのなかったので
本当のアワビを味わえてよかった。。いいものを食べさせてもらった^^
という感じです。
もっとも感激したのは肝のおいしさ♪
まったく臭くなく、くせもマイルドなのに、オツな味。
ご飯がいくらでも食べられ、ちょっとお酒も欲しい感じでした。
煮汁は、ご飯を炊くときに使ってアワビご飯などおいしそう。。
今度作ってみたいです。
秋田に行ってみたくなりました~。