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「金時豆の甘煮」お豆を煮てみたい方へ。煮豆ガイド [定番料理のレシピ]

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お勤めの方の休日の料理教室で、
煮豆を作りました。
ヘルシー指向で、リクエストも多いです。

豆の煮方がわかるって、
料理教室に通っている甲斐があったと
感じてもらえるのではないでしょうか。

金時豆は小さいので、すぐに煮てもよいようですが、
たっぷりの水煮3時間ほどつけました。
そのほうが少し早く煮えるようです。

金時豆300gがかぶるくらいの水をいれ、
加熱して沸騰したら、弱火で5分程度茹でて、
その湯をこぼします。(ゆでこぼし)
アクを取る意味があります。

新たな水を、豆の高さの3倍ほど加え、
沸騰したら、弱火で1時間~1時間半ゆでます。
*新豆は1時間弱で茹で上がりますが、
1年以上経った豆は1時間半以上かかることもあります。
時間には大きく差があります。
知っていると、迷わないでしょう。

40分くらい経って、豆に火が通ってくるころ、
急にゆで湯が減ってきます。
途中、豆が隠れるひたひた程度まで、
水を足しながら煮て下さい。

豆を食べてみて、サラダの豆として食べられる柔らかさ
(やや固め)に茹で上がったら、
200gの砂糖を3回に分けて加えます。
まず、砂糖の1/3弱を、加えます。

*豆が固いまま砂糖を加えると、
砂糖の濃度で豆の水分が脱水されて締まり、
それ以上柔らかくなりません。
食べてイヤな感じのしないように柔らかくしてください。
でも、崩れるほど柔らかいと、ちょっと残念です。

砂糖が溶けると豆の水が脱水されて、水位が上がります。
5分程度煮たら、2回目の砂糖を加え、
また5分煮て、3回目の最後の砂糖と塩少々を加えます。

最後に5分にたら火を止めて、味をなじませてください。

昔は、乾燥豆と同量の砂糖を加えましたが、
かなり甘いため、私も現在では減らしています。

黒豆のように、長期にわたって保管するものは、
乾燥豆と同量の砂糖にすることもありますが、

砂糖の量を増やさず、保存をよくするための一工夫としては、
豆が煮上がった後、
豆の煮汁だけを半分に煮詰めて濃くしてから、
豆とあわせて保管すると、保存がよくなります。

お試しください~


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