「卵とじ 2種」黄色と白が鮮やかな、半熟卵とじ成功のコツ! [定番料理のレシピ]
卵とじは、便利なおかずですが、
意外に納得いく仕上がりにはならないと聞きます。
卵とじが納得いくコツです。
だし汁2カップ、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1~2を
平たい鍋で温めます。
チクワ5本、ねぎ1/2本の斜め切り、絹さや50g、
にんじん5cm短冊切り、を入れて温めます。
ここからが卵とじのコツです。
卵3個は、割りほぐさず、白身だけを菜ばしで切ります。
濃厚卵白の塊だけを、細かくします。
煮立った鍋に、白身だけをまわしいれ、
フタをして、固まってくるのを待ちます。
白身が半熟になったら、黄身を落とし入れてから
卵黄の膜を箸で持つようにして、破りながら卵黄を広げます。
このように、卵白と卵黄を分けて入れるのは、
卵白の固まる温度と、卵黄の固まる温度に違いがあるからです。
卵白は卵黄より低めの温度から固まり始め、
卵黄より高い温度で完熟になります。
早めに卵白を入れて、卵とじを固めてから、
卵黄を加え、共に半熟に仕上げることがでます。
卵黄が白身と混じらないので、
黄色が鮮やかになるのも魅力です。
普段やってしまいがちな、
卵黄と卵白を完全に混ぜると、
95℃前後で、いきなり完熟に固まり、
半熟にはなりません。
固いものと、半熟が混じった状態にするには、
卵黄と卵白を分けてタイミングをずらすのがポイントです。
さて、卵を入れ終えたら、
フタをして10秒、ふたを取って10秒、火を止めて10秒置き、
好みの状態に仕上げます。
火をつけたまま、ちょうど良く仕上げると、
余熱で固まりすぎてしまうので、気をつけてください。
こちらの具は、塩わかめ50g(水で戻す)と
豚の細切れ100g、絹さや50gのコンビネーションです。
ボリュームがあるので、若い方にもおススメです。
お試しください~
学研「おかず便利百科」よりアレンジ
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